1.黒倉山から見た岩手火山
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黒倉山(1570m)から見た岩手火山の様子です.右の尾根が鬼ヶ城,左の尾根が屏風尾根で西岩手カルデラを形成しています.中央が岩手山山頂(2038m). 中央に御苗代中央火口丘があり,御苗代溶岩が左下方向に流れています.手前の白い部分は大地獄谷中央火口丘です.
黒倉山を構成する黒倉溶岩は東岩手山の形成史のなかでも特に古い溶岩です.また,カンラン石+斜方輝石の斑晶組み合わせが一般的に岩手火山において,カンラン石+単斜輝石を斑晶として含む例外的な溶岩でもあります.
それでは鬼ヶ城の尾根道を通って岩手山山頂に向かいましょう.