七滝入口⇔御苗代湖往復
松尾村刈屋付近から望む岩手山
岩手はこの夏は雨が多かったようですが、
この日は絶好の天気でした。M7:00七滝入口より登山開始。
この写真で説明すると右方向の麓からカルデラ内部に
入ってゆくことになります。
登山道は荒れているので焼切沢を登って行きます。
AM10:00頃、大地獄谷に到着。全体的に活動は穏やかでした。
大地獄谷では2カ所で硫黄塔が成長していました。
これはそのうちのひとつ。
登山道1350m付近のピークから北西方向の展望
西から続く外輪山が黒倉山、東から続く外輪山が赤倉岳です。
中央の谷に沿って御苗代溶岩が流れ下っています。
大地獄谷分岐点から焼切沢上流と鬼ヶ城を望む。
沢の途中で熊に出会い、一時登山道に避難。
熊鈴持って来なかったのを少し後悔。
途中で沢から登山道に上がり、AM11:30お花畑に到着。
ここで昼食&休憩。
正面に見えるのが岩手山です。
お花畑から見た西岩手カルデラの外輪山(鬼ヶ城)のパノラマ写真
御釜湖です。
昔観察した御釜溶岩の露頭の痕跡がそのまま残っていました。
御苗代湖です。
登山口からここに来るまで人には誰も会いませんでした。
御苗代湖を人が訪れるのは4年ぶりです。
湖岸でおたまじゃくしがたくさん泳いでいました。
ちなみに岩手山のお鉢から御苗代湖を望むと、このように見えます(1995年の写真)。
焼走り⇔山頂
焼走り駐車場から望む朝の岩手山
山頂付近の様子。AM6:30登山開始。
AM8:00頃、焼走り第一噴出口到着
噴火時に登山者に警告する赤色灯とサイレンが新たに設置されていました。
1400m付近のスコリア地帯の登り坂<br>中央は焼走り溶岩
山頂方向を望む。周辺はコマクサ群落です。
AM11:00頃、薬師岳山頂(2038m)に到着。風は弱い。山頂で昼食&休憩の後、調査・試料採取開始。
山頂の様子です。赤色灯付き警告装置の他、光波測距離装置等の観測用機器がいくつか設置されていました。
山頂付近の刈屋スコリア
下方に散在する白色岩片は薬師岳火口溶岩の転石
薬師岳火口のパノラマ写真。平笠不動への分岐地点から西方向を望む。
薬師岳火口のパノラマ写真。不動平への分岐地点から北方向を望む。
妙高岳を構成する3枚の溶岩。左上のピークが薬師岳山頂。
火口内露頭のうちのひとつから西方を展望したところ
お鉢南側から見た不動平と東岩手カルデラ外輪山